NHK大河ドラマ「青天を衝け」で渋沢栄一のお父様が家族に見守られながら亡くなるシーンを見ながら、これは昔のことだけではないのになと伝えたくなりました。病気によっては、治療を受けながら最期を病院で迎えることもあるでしょう。しかし、ゆるやかな段階を経て最期を迎えるケースの場合、必ずしも病院である必要はありません。むしろ、高齢化に伴い、治療目的でしか病院には入院できなくなったといえるでしょう(産科や緩和病棟を除く)。自宅や施設で最期を迎えられるような環境整備が整いつつありますが、施設の状況によっては、最期は入院していだかないといけないという施設の約束もあります。これは、施設が悪いのではなく、それぞれの施設の特徴があるので、施設を選ぶ側が、ライフプランの状況に合わせて選択する必要があります。この世に生まれ、誰もが最期を迎えます。日頃より、家族で、大事にしていること、こうありたいと思うこと、もしもの備え、どのようなシチュエーションで最期を迎えたいかなど話す機会があるとよいなと思いました。
この記事へのコメントはありません。