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時には「医療ジャーナリスト」として、時には「患者のナビゲーター」として、時には「看護師さんに栄養を与える看護の知の発掘者」として

 昨日、7月27日は初のナレッジ交換会を開催しました。とてもよい看護を提供している看護師さんをナレッジワーカーといいます。その看護師さんにインタビューをし、普段行っている看護を掘り起こし、「見える化」をすることを今年になって始めました。「 Thank you card」を送るような気持ちで。その背景には、看護師さんが自信を持って働いてほしいということもありました。ともすれば、看護のやりがいを持てず、辞めてしまう人も少なくありません。離職をなくしたい、自身も他者も看護の奥深さ、看護のすばらしさを知ってほしいというという取り組みの一環です。ナレッジ交換会とは、一人の看護師さんの「知」を他のメンバーで共有し、相乗効果をもたらそうという目的です。第1回目は、訪問看護師さんが、関わった事例から、どのようなことを考え、何を大切にしているか、その結果どのような看護を行っているかということを皆で共有しました。

 また、夏を乗り切ろう!ということでランチ会も開催しました。夏野菜を使ったおばんざい、みんな喜んでもらえてよかったです。私は、「料理」が大好きで、看護師になる前は、小料理店を開きたいという夢がありました。プロにはなれませんが、みんなが喜ぶ顔を見るのが嬉しいのです。

昨日、思ったことは、看護師さんへの「 Thank you card」は看護師さんの知識と心の栄養になるということを実感しました。このイベントを継続しながら、看護師さんを元気にしていきたい。看護師さんが元気になれば患者さんが元気になり、医療の現場、介護の現場がもっと良くなるはず。次は8月31日に開催します。詳しくはホームページ内のお知らせをご覧ください。

 

 1コインでのアロマにも癒されます。看護師さんにありがちな、患者さんへのケアを第一に考えがちで、自身のケアができていないことを実感する人が多いです。

 最後に、昨日、皆さんとの意見交換の中で思ったことは、治療を「お任せ」にせず、自身で決定できるようにナビゲートすること、また、わかりにくい医療の実態をわかりやすく伝え、医療を受ける人は不利益を生じないようにすることの必要性を感じた次第です。

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